日立製作所、自治体向けのクラウド事業強化(産経新聞)

 日立製作所は26日、自治体向けの「クラウドコンピューティング」事業を強化すると発表した。自治体内のクラウド環境の構築・運用サービス「SUSTINAD(サスティナード)」の提供を4月1日から開始し、新規開拓や他社からの乗り換えを促進する。

 クラウドは、ネットワーク経由でソフトウエアを提供する新しいパソコンの利用形態で、導入によってサーバー管理費などIT(情報技術)コストの削減が期待できる。

 サスティナードは、住民情報や介護・福祉などの基幹業務から、財務会計など内部事務を含むほぼすべての自治体業務アプリケーションを「SaaS(サース)」型で提供するサービスなどからなる。SaaS型は月額48万円からで、クラウドサービスを利用することでコストを約30%低減できるとしている。

 日立の全国公共ソリューション本部の福岡康文担当本部長は同日の会見で「自治体のコスト削減要求などが強まる中で、コスト削減を実現できるとして利用を訴えていきたい」と述べた。日立は、今後5年間で300自治体への導入を目指す。

【関連記事】
統一ベア要求見送りが“敗因” 問われる連合の存在意義
日立、11年春新卒採用850人 前年と同数に抑制
「選択と集中を継続」 日立次期社長の中西氏
NEC・カシオ・日立の携帯合弁、1カ月延期
電機9社決算 本格的な回復にはなお時間
あれから、15年 地下鉄サリン事件

<特養>介護職員のたん吸引、厚労省が容認(毎日新聞)
<皇太子ご夫妻>愛子さま学校問題「心を痛めております」(毎日新聞)
洗練された大人のスイーツ頂点は? 一流パティシエが競う(産経新聞)
同意人事、見直し求める=福島消費者相(時事通信)
JR東トラブル 情報通信用ケーブル切断が原因(毎日新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。